2015年12月28日月曜日

市登録有形文化財(建造物)

戦後の食糧難を補うため、県営相模原畑地かんがい事業として、相模ダム下流の久保沢分水槽を水源とし藤沢市に至るかんがい用水が、16年の歳月を費やして昭和38年に完成した。
しかし、その後食料事情の好転や都市化により、充分に機能しないうちに使われなくなった。
当時の話を聞くと、地権者が土地を提供したにも関わらずの使用中止に納得がいかなかった。といった事を以前伺ったことがある。

この大野支線は、東幹線からの支線で、現在、相模緑道緑地として整備され暗きょとなっているが、登録の区域は開きょのまま残っており、当時の様子を伝える貴重なものである。


古内 明 公式HP

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